2018年 07月 31日 ( 1 )

にじり口

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Leica M8 / Thambar 90mm LTM / RAW


にじり口とは茶室特有の小さな客の出入り口のことで,この寸法では刀を持っては入れない大きさでした。ここをくぐると茶の湯の別世界。茶は重要な社交の場でもあり,武士や町人たちの嗜みでもありました。しかし茶室に入ればどんな人物であろうと平等であるという千利休の茶の湯の精神からにじり口の寸法がこのように小さくなったと言われています。少し調べてみると,「茶室」の語の使用が一般化するのは江戸時代の後半であり,それ以前には「数寄屋」「小座敷」「茶湯座敷」などと呼ばれていました。京都の有名な桂離宮の造りが数寄屋造とよばれるのも,茶室の要素が含まれているからです。写真はライカM8+90ミリなので,実際の約120ミリレンズ相当です。したがってあまり小さく見えないですが,床に反射する光がきれいでした。

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by rabbitkaigo0608 | 2018-07-31 00:34 | Leica M8 | Trackback | Comments(0)

モノクローム写真が好きです。ライカとシグマのカメラで撮っています。

by rabbitkaigo0608